通常のコットンは化学肥料を使い育て、害虫駆除の為に殺虫剤が使われます。
そして収穫の際、枯葉剤で葉を枯らし綿を収穫しています。
一方オーガニックコットンは、科学肥料のかわりに野菜のくずや家畜の糞などを土と混ぜ堆肥を作り微生物の力によって土に栄養を与え、育てた綿を人の手で摘み取っています。
規定としては3年以上、化学肥料、農薬を使用しない土壌で育てた遺伝子組み換えをしない綿花が認証機関(GOTS)の認証を受けたものがオーガニックコットンとして流通しています。
今年の糸はムラ感のあるオーガニックラフィコットンを使用
今年使用したオーガニックコットンの糸はナチュラルなブラウン交じりのオーガニックコットンだった為、紺色の濃い部分はそのまま茶綿で染色、浅葱色の糸は晒して(色を抜いてから)から染色
一度試しに茶綿のまま染めたんですが浅葱色のほうは少し色が濁ったので晒しました。
ゆえに紺色は深く、浅葱色はとてもクリアな美しい藍の色が出ております。
個人的にも初めての糸なんで着ていく上でどんな色の変化をするのか楽しみな生地です。
それではまた
